ABOUT代表者挨拶

私ども丸榮木材株式会社は、昭和24年７月、東京都江東区富岡２丁目において、木材卸売会社を設立いたしました。戦後の木材需要に応える為に、店頭販売(店売部)からスタートさせ、深川木場の同業者の有志と共に、木材市売事業(東京中央木材市場㈱)にも参画し、木材産業の発展の為に奮闘してまいりました。

首都圏での建築、産業資材としての木材需要に対して、日本全国、そして海外から、お客様が必要とされる木材を集荷し、「産地と消費者の架け橋」として企業活動を行い、今日に至っております。皆様をつなぐ企業であり続けたい、この考え方は専門卸売問屋としての丸榮木材の事業活動の基本理念となるものです。

木材卸売事業者としての役割の一つには、需給の情報収集と共に、ストック機能として在庫を持つ事にあると考えます。「多種多様な在庫が手元にある」からこそ、お客様に短納期で安定的に供給することが可能になります。永年の信頼関係にある製材所との繋がりとその豊富な製品在庫を持つ事で、なによりもお客様の利便性を優先し、お客様の役に立つ企業でありたいと考えます。

我が国では、森林・林業・木材産業は、国の成長戦略の柱の一つに位置付けております。森林の多面的な価値を再認識し、「新しい木を植える為に、木材の利用を促進」し、その炭素を長期にわたり固定する事により、脱炭素社会を実現させ、持続可能な森林資源の活用を政策として取り組んでおります。

また、木材を現わしで使用する事は、人の五感に直接響きます。当社では長年、木材が人の五感にもたらす心地よさを多くに人に発信してまいりました。近年では、大学の先生方のご尽力で、木材と快適性に関する科学的な裏付けとしての実証が進んでおります。

このような「本物の木が持つ魅力」を、多くのお客様にお伝えする事により、「日常空間で木材を主役にする行動」を実践し、「無垢ウッドファースト社会」を目指しております。

そして、それを次の世代へつなぎ、新しい時代に対して変化を恐れない企業風土を作り上げていきたいと考えます。

これからも社会に貢献し、皆様からの信頼とご期待にお応えできるよう、日々努力を続けてまいります。

今後ともこれまで以上のご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。